楽器本体-ラインナップ- 各メーカーの特徴
楽器本体の一覧インデックスです。<アルトサックス / テナーサックス / ソプラノサックス / バリトンサックス>の中から、
各メーカーごとにまとめてあります。
<各メーカーの特徴>
◎SELMER(セルマー)
まさに最高級ブランド!サックスプレイヤーならば誰もが憧れる、
サックスメーカーではトップブランドとして知られており、
楽器を演奏する人にとって愛用したい楽器メーカーのひとつです。
フランスのメーカーですが、かつてはアメリカにもA.SELMERが存在し、
現在でも通称アメセル、ヴィンテージとして高値で取引されています。
◎YAMAHA(ヤマハ)
管楽器だけでなく、ピアノなど幅広いジャンルの楽器でも定番のヤマハ。
それはサックスの世界でも同様に、最もポピュラーなメーカーのひとつです。
特に入門楽器ではこのヤマハの楽器を先ず手にする方が最も多いのではないでしょうか。
更にカスタムモデルの82Zシリーズも多くのファンに愛されており、
『82Zでなければ』という方も多くいらっしゃいます。
サックスの場合『ヤマハの音』と呼ばれるほど、特有の音や特性のある楽器でもあります。
◎YANAGISAWA(ヤナギサワ)
国内唯一のサックス専門メーカー。
ブロンズ製のものやシルバー製など多岐に富んだ楽器が多く、
熟練のサックスプレイヤーに人気のあるメーカーです。
使っている方は楽器に強いこだわりを持っている人が多いように見受けられるのも、
精錬されたメーカーの証ではないでしょうか?
国産メーカーだけあって日本人の体格に合った作りが特徴的です。
◎CANNONBALL(キャノンボール)
特に全メーカーの中でデザイン性は最高峰と言えるでしょう。
デザイン性だけでなく、音的にも非常に優れている逸品でもあります。
ベルが通常のサックスよりも大きく、豪快な音がします。
ネックが2種類付いてくるので、音色を選べるのが嬉しいです。
全国的にはまだ扱っている店舗が少ないので、
輸入代理店のクロサワ楽器(渋谷)が豊富な品揃えとなっています。
まだ関東を中心にした愛用者人口分布ですが、
もう少し全国に広まって欲しいメーカーのひとつです。
◎J.KEILWERTH(カイルベルス)
ドイツのサックスメーカーです。
何と言っても、代表作はシャドウという機種。
サックスの最高峰と言われる機種のひとつです。
サックスの管体にブラックニッケルを使用する手法を
先駆けたパイオニアブランドでもあります。
◎CADESON(カドソン)
「台湾製メーカー」というとプレイヤーからは
あまり認められていなかったのですが、台湾製メーカーにして
多くのプレイヤーから認められたメーカー。
台湾で作られたものを、輸入元である中島楽器さんで再組み立て。
鳴り良し、コストパフォーマンス良しのメーカー。
特にアンティークサテンは非常に人気が高いです。
◎ iO(イオ)
廉価メーカーとして国内に流通しているジュピターの上位機種。
いまや定番メーカーのひとつにまで成長しました。
個人的にはヤマハと吹奏感がよく似ているように感じます。
初心者や手の小さな方でも操作しやすいように
設計/配置されたキィレイアウトで、正確で素早いフィンガリングが可能。
女性やお子様向けでは最もお勧めのメーカーです。